2022年

2月15日()   「種を蒔く人」のたとえを読んで

   マルコによる福音書4章1-9節、13-20節

 

 今朝、種を蒔く人のたとえの箇所を読みました。4つの地は、私たちの心です。種は聖書の御言葉です。4つの地、道端、石だらけで土の少ない所、茨の中、良い土地です。

 道端、石だらけで土の少ない所、茨の中の種は実を結ばなかった。特に茨の中の解き明かしに心が留まりました。この世の思い煩い、富の誘惑、その他いろいろな欲望が心に入り込み、御言葉を覆いふさいで実らないというのです。

 

 様々の思い煩い、富への思い、いろいろな欲望が心に入り込むと。いつの間にか入り込む? 自分の方で招き入れるということも結構あるのではとはっとさせられました。

 なぜかわからないけども実を結ばない、久しく実を結ばない、喜び、感謝がわいてこない、否定的なことばかり考えている、それが口から出てくる。信仰に立つなどということは遠い昔のこと、・・

 

 このたとえを読んで改めて気が付かされました。原因はあるのだと。その原因をそのままにしておけば、結果もそのまま。さえない結果を良しとして歩み続けることはもったいないなあ。 そうだ、その原因がわかったら、そのままにせず、取り除いていきたい。でも、それをしない自分、そのままで良しとする自分を発見することがあるかもしれませんね。

 

 サタンに話してはいけません。だって、サタンは、言うでしょう。それは生身の人間なのだから、仕方ないよって。

 サタンではなく、主に申し上げましょう。主は私たちに助けを与えてくださいます。主は、私たちの心を守ってくださる方、造り変えてくださる方です。30倍、60倍、100倍の実を結ぶ者に造り変えていただきましょう。希望が少し見えてきたような気持になりました。