2024年 7月
7月7日(日) 聖日礼拝 説教メモ
「一人も滅びないように」 ペトロの手紙二3:1-13
☆神から備え与えられたもの
神から備え与えられたもの
1)この世界、私たちの住むこの地球、そして宇宙
この地球という星に私たちは置かれ生きている。 地球のような最高の星
は今のところどこにも見つかっていない。 すべての良いものにあふれて
いる。
2)命(いのち)
この地球にある命 私たち人間もその中の一つ
命にあふれている。 この地球上の命あるもの
3)私の人生
オギャーと泣き生れ出て、すべてをおゆだねしますと委ね命の終わりの時
まで私という者の人生 そこでの時間、どう生きるかがゆだねられ与えられて
いる。
☆神からの賜物を心にとめ、感謝して歩みたい。
神からの賜物であることを覚え、感謝したい。
賜物 それは与えられたものであり、奇跡
それをしっかり心にとめ歩みたい。
☆陥ってしまう危険
人が陥ってしまう危険がある。
それは、欲望のままに赴く
欲望 これがほしい、これを手に入れたい。こうしたい、ああしたい
欲望は意欲とは違う。私たちの内側にうごめく力
それはとても強い力を持つ その欲望は自分の内で大きくなる。より大きく
なる。
欲望はその人自身を動かす その人を支配する。その人をもうそうせずには
おれないと駆り立てる。
◎3節
3:3 まず、次のことを知っていなさい。終わりの時には、欲望の赴くままに生活してあざける者たちが現れ、あざけって、 欲望の赴くままに生活する。
その欲望が中心に人を動かす。 人生がそこに巻き込まれる。
神から与えられた命、人生が欲望を中心に動かされる。 主体は欲望となる危険性 どう進むかわからない、自分の人生なのに、その欲望で突き動かされてあらぬ方向に向かってしまう。
☆あざけりの言葉
これで良いのだ、このどこが悪いのかとふんぞり返る。 この生き方こそ、最高なのだ。
欲望のままに生きることこそ自由だと豪語する。
◎3-4節
3:3 まず、次のことを知っていなさい。終わりの時には、欲望の赴くままに生活してあざける者たちが現れ、あざけって、
3:4 こう言います。「主が来るという約束は、いったいどうなったのだ。父たちが死んでこのかた、世の中のことは、天地創造の初めから何一つ変わらないではないか。」
主の言葉に対するあざけり 主が来るという約束はどうなったのだ。 主は来られないではないか。 主の言葉、約束を心にとめることは馬鹿らしいと
☆主の約束
主の約束、 それは主イエスが再びこの世に来られる。 そしてすべてを支配される。
人の子 主イエスは思いがけないときに来られる
○マタイ24:1-51
24:11 偽預言者も大勢現れ、多くの人を惑わす。
24:12 不法がはびこるので、多くの人の愛が冷える。
24:13 しかし、最後まで耐え忍ぶ者は救われる。
24:14 そして、御国のこの福音はあらゆる民への証しとして、全世界に宣べ伝えられる。それから、終わりが来る。」
24:29 「その苦難の日々の後、たちまち太陽は暗くなり、月は光を放たず、星は空から落ち、天体は揺り動かされる。
24:30 そのとき、人の子の徴が天に現れる。そして、そのとき、地上のすべての民族は悲しみ、人の子が大いなる力と栄光を帯びて天の雲に乗って来るのを見る。
24:31 人の子は、大きなラッパの音を合図にその天使たちを遣わす。天使たちは、天の果てから果てまで、彼によって選ばれた人たちを四方から呼び集める。」
栄光の王として来られる。 すべてを支配する王として来られる。
☆この世界
私たち人間の勝手な歩みで、この世界は破壊され、住むことの難しいものに変わって行っている 破壊、汚染。地球温暖化、・・ これは、少しずつ、少しずつ深刻化している。
人間の力でとめることができない。
☆神のご支配
神により取り扱いの時がある
◎5―7節
3:5 彼らがそのように言うのは、次のことを認めようとしないからです。すなわち、天は大昔から存在し、地は神の言葉によって水を元として、また水によってできたのですが、
3:6 当時の世界は、その水によって洪水に押し流されて滅んでしまいました。
3:7 しかし、現在の天と地とは、火で滅ぼされるために、同じ御言葉によって取っておかれ、不信心な者たちが裁かれて滅ぼされる日まで、そのままにしておかれるのです。
私たち人間が神を無視して勝手に歩んだ結果。ノアの時代においては水で世界は押し流された。多くの命が滅ぼされた。 神は水を用いられた。
もう一つの手段 それは火 火で大きく取り扱われる。
神を無視して歩み続けるならば、今度は火によって滅ぼされてしまうとの警告。
☆終わりの時を意識しつつ
終わりの時は考えたくない。 それは遠くに置く。
しかし、それはいつか突然やって来る。
◎10節
3:10 主の日は盗人のようにやって来ます。その日、天は激しい音をたてながら消えうせ、自然界の諸要素は熱に熔け尽くし、地とそこで造り出されたものは暴かれてしまいます。
この世界の終わりの時
そして、私たちそれぞれの終わりの時 与えられた人生を終える時。
神にお返しする時 この人生をお返しします。 それは思いがけないときにやって来る。
☆しかし、それは主の日である。
主を仰ぎ信じる者にとっては、これで終わりというよりも、主のご支配にすべてをおゆだねする日
主がすべてを良きに導いてくださる、その主のご支配にすべてをおゆだねする
「おゆだねします。 今までの歩み、与えられた人生、すべてを感謝します。」 主のもとに向かいます。
主を仰ぎ信じる者にとっては、すべてを主にお任せする時。
主がすべてを完全にご支配してくださる。 感謝します、
☆この世の流れに抗いつつ
主を無視して歩むのではなく 主を心にとめつつ、歩む。
◎11節
3:11 このように、すべてのものは滅び去るのですから、あなたがたは聖なる信心深い生活を送らなければなりません。
主を見上げ、主を仰ぎつつ歩む 主のご支配を心にとめ、主のみ旨を伺いつつ歩む
☆主のご支配
主が良きものを備えてくださる。
3:12 神の日の来るのを待ち望み、また、それが来るのを早めるようにすべきです。その日、天は焼け崩れ、自然界の諸要素は燃え尽き、熔け去ることでしょう。
3:13 しかしわたしたちは、義の宿る新しい天と新しい地とを、神の約束に従って待ち望んでいるのです。
すべてを支配しておられる主が、新しい天と新しい地を用意してくださる。
義の宿る 神の完全なるご支配
☆神のみ手の中で
時の大きな流れ
◎8節
3:8 愛する人たち、このことだけは忘れないでほしい。主のもとでは、一日は千年のようで、千年は一日のようです。
主のもとでは、一日は千年、千年は一日
主イエスが来られて、2千年が過ぎた、そして3千年目に入った。
千年は一日で計算すると、2日が過ぎて3日目に差し掛かったところ。
☆神のお心
主は愛の忍耐をもって待っていてくださっている。
◎9節
3:9 ある人たちは、遅いと考えているようですが、主は約束の実現を遅らせておられるのではありません。そうではなく、一人も滅びないで皆が悔い改めるようにと、あなたがたのために忍耐しておられるのです。
神の御心は、一人も滅びないように、皆が主に立ち返るように。
○テモテ一2:4
2:4 神は、すべての人々が救われて真理を知るようになることを望んでおられます。
すべての人が救われるように、 真理を知るようになるように。
○ルカ福音書15:1-7
15:1 徴税人や罪人が皆、話を聞こうとしてイエスに近寄って来た。
15:2 すると、ファリサイ派の人々や律法学者たちは、「この人は罪人たちを迎えて、食事まで一緒にしている」と不平を言いだした。
15:3 そこで、イエスは次のたとえを話された。
15:4 「あなたがたの中に、百匹の羊を持っている人がいて、その一匹を見失ったとすれば、九十九匹を野原に残して、見失った一匹を見つけ出すまで捜し回らないだろうか。
15:5 そして、見つけたら、喜んでその羊を担いで、
15:6 家に帰り、友達や近所の人々を呼び集めて、『見失った羊を見つけたので、一緒に喜んでください』と言うであろう。
15:7 言っておくが、このように、悔い改める一人の罪人については、悔い改める必要のない九十九人の正しい人についてよりも大きな喜びが天にある。」
迷い出た1匹の羊を見つけ出すまだ探し回る良き羊飼い
○ルカ福音書15:11-24
15:20 そして、彼はそこをたち、父親のもとに行った。ところが、まだ遠く離れていたのに、父親は息子を見つけて、憐れに思い、走り寄って首を抱き、接吻した。
15:21 息子は言った。『お父さん、わたしは天に対しても、またお父さんに対しても罪を犯しました。もう息子と呼ばれる資格はありません。』
15:22 しかし、父親は僕たちに言った。『急いでいちばん良い服を持って来て、この子に着せ、手に指輪をはめてやり、足に履物を履かせなさい。
15:23 それから、肥えた子牛を連れて来て屠りなさい。食べて祝おう。
15:24 この息子は、死んでいたのに生き返り、いなくなっていたのに見つかったからだ。』そして、祝宴を始めた。
弟息子の帰りを待ち続けた父
神は、神の背を向けて歩む者を憐れんで待ってくださるお方です。
☆一人も滅びないように
一人も滅びないようにとの主のみ思い
◎9節
3:9 ある人たちは、遅いと考えているようですが、主は約束の実現を遅らせておられるのではありません。そうではなく、一人も滅びないで皆が悔い改めるようにと、あなたがたのために忍耐しておられるのです。
主のご愛とご忍耐 この世に生きる私たちに対して
7月14日(日) 聖日礼拝 説教メモ
「堅固な足場を失わないように」 ペトロの手紙二3:14-18
☆山登り
かつて、小学生の時に山登り 小学1年生の時
低い山だったと思う。 楽しい思い出。 おいしい弁当を食べた。
山登りのために、それに合った靴を履き、水筒を用意し、タオルを持ち 途中なめる飴も 山登りは、それなりの心備えが必要
☆富士山のこと
軽装で山頂を目指し、途中で体調を壊す
身動きできなくなる 救助してもらうことが起きる。
山開き 下界は暑くて、山頂付近は寒い、雨が降ればさらに気温はぐっと冷え込む 夏の北極に似ていると
☆山に登るための備え
山を踏破するには、強い思い、意思、覚悟
その山を踏破する喜び それは踏破した人のみが味わう感動、喜び、そして山 頂からの景色
高い山 その山頂を目指すとするならば、それに備えた装備
踏破するための準備 身体を鍛え、その技術を身に着ける。
☆信仰の歩み 山登りに似ている
神の山の山頂を目指す
体調を整え、体力を鍛え
◎14節
3:14 だから、愛する人たち、このことを待ち望みながら、きずや汚れが何一つなく、平和に過ごしていると神に認めていただけるように励みなさい。
◎口語訳
3:14 愛する者たちよ。それだから、この日を待っているあなたがたは、しみもなくきずもなく、安らかな心で、神のみまえに出られるように励みなさい。
◎新改訳
3:14 そういうわけで、愛する人たち。このようなことを待ち望んでいるあなたがたですから、しみも傷もない者として、平安をもって御前に出られるように、励みなさい。
このことを待ち望みながら このこととは?
〇3:12-13
3:12 神の日の来るのを待ち望み、また、それが来るのを早めるようにすべきです。その日、天は焼け崩れ、自然界の諸要素は燃え尽き、熔け去ることでしょう。
3:13 しかしわたしたちは、義の宿る新しい天と新しい地とを、神の約束に従って待ち望んでいるのです。
神の日の来るのを待ち望む
義の宿る新しい天と新しい地とを、神の約束に従って待ち望んでいる
☆信仰の山登りにおいての心備え
そのことを成し遂げる心備え 見上げるべきお方がおられる。 主なる神さま を 人を見るならば、人に左右される 山頂を目指すことを忘れないように
神の喜ばれるように きずや汚れが何一つないように。
☆信仰の歩みをぐらつかせるものがある。
落とし穴がある
きずや汚れの中に捕らえられる。 落とし穴に落ち込む
ペトロの手紙の最後 ペトロの手紙一、二を振り返ってみましょう。
〇ペトロ一1:13-16
1:14 無知であったころの欲望に引きずられることなく、従順な子となり、
1:15 召し出してくださった聖なる方に倣って、あなたがた自身も生活のすべての面で聖なる者となりなさい。
〇ペトロ一2:1-2
2:1 だから、悪意、偽り、偽善、ねたみ、悪口をみな捨て去って、
2:2 生まれたばかりの乳飲み子のように、混じりけのない霊の乳を慕い求めなさい。これを飲んで成長し、救われるようになるためです。
〇ペトロ一2:11
2:11 愛する人たち、あなたがたに勧めます。いわば旅人であり、仮住まいの身なのですから、魂に戦いを挑む肉の欲を避けなさい。
〇ペトロ一3:9
3:9 悪をもって悪に、侮辱をもって侮辱に報いてはなりません。かえって祝福を祈りなさい。祝福を受け継ぐためにあなたがたは召されたのです。
〇ペトロ一4:2-3
4:2 それは、もはや人間の欲望にではなく神の御心に従って、肉における残りの生涯を生きるようになるためです。
4:3 かつてあなたがたは、異邦人が好むようなことを行い、好色、情欲、泥酔、酒宴、暴飲、律法で禁じられている偶像礼拝などにふけっていたのですが、もうそれで十分です。
〇ペトロ二2:18-19
2:18 彼らは、無意味な大言壮語をします。また、迷いの生活からやっと抜け出て来た人たちを、肉の欲やみだらな楽しみで誘惑するのです。
2:19 その人たちに自由を与えると約束しながら、自分自身は滅亡の奴隷です。人は、自分を打ち負かした者に服従するものです。
・無知であった頃の欲望 ・悪意、偽り、偽善、ねたみ、悪口
・魂に戦いを挑む肉の欲 ・侮辱をもって侮辱に報いて
・好色、情欲、泥酔、酒宴、暴飲、律法で禁じられている偶像礼拝など
・肉の欲やみだらな楽しみ
それらのものは、誘惑としてやって来る
それらのものを時に魅力的、引き付ける それらに終始することにもなる
◎16節
3:16 彼は、どの手紙の中でもこのことについて述べています。その手紙には難しく理解しにくい個所があって、無学な人や心の定まらない人は、それを聖書のほかの部分と同様に曲解し、自分の滅びを招いています。
☆主の忍耐深さ
主のご忍耐、愛のご忍耐
私たちは、子どもの時から今まで、多くの人に支えられた。
そこには、愛の忍耐があった、見捨てない、応援し続ける とりなし祈られて今がある。
◎15節
3:15 また、わたしたちの主の忍耐深さを、救いと考えなさい。それは、わたしたちの愛する兄弟パウロが、神から授かった知恵に基づいて、あなたがたに書き送ったことでもあります。
◎口語訳
◎新改訳
○ルカ福音書15:11-24
15:20 そして、彼はそこをたち、父親のもとに行った。ところが、まだ遠く離れていたのに、父親は息子を見つけて、憐れに思い、走り寄って首を抱き、接吻した。
15:21 息子は言った。『お父さん、わたしは天に対しても、またお父さんに対しても罪を犯しました。もう息子と呼ばれる資格はありません。』
15:22 しかし、父親は僕たちに言った。『急いでいちばん良い服を持って来て、この子に着せ、手に指輪をはめてやり、足に履物を履かせなさい。
15:23 それから、肥えた子牛を連れて来て屠りなさい。食べて祝おう。
15:24 この息子は、死んでいたのに生き返り、いなくなっていたのに見つかったからだ。』そして、祝宴を始めた。
弟息子の帰りを待ち続けた父 父なる神の愛のご忍耐
神は、神の背を向けて歩む者を憐れんで待ってくださるお方です。
☆堅固な足場
確信、堅実さ 堅固な足場と訳されている。
教会堂の外壁補修、塗装 もう10年ほど前 まずなされたことは足場を組むこと その足場を利用して上に登る、補修、塗装の作業をする。1か月半ほどかかった 確かな足場があるから、安心して作業ができる。
高い建物を建設する時にも、足場が組まれる。
◎17-18節
3:17 それで、愛する人たち、あなたがたはこのことをあらかじめ知っているのですから、不道徳な者たちに唆されて、堅固な足場を失わないように注意しなさい。
3:18 わたしたちの主、救い主イエス・キリストの恵みと知識において、成長しなさい。このイエス・キリストに、今も、また永遠に栄光がありますように、アーメン。
◎口語訳
3:17 愛する者たちよ。それだから、あなたがたはかねてから心がけているように、非道の者の惑わしに誘い込まれて、あなたがた自身の確信を失うことのないように心がけなさい。
3:18 そして、わたしたちの主また救主イエス・キリストの恵みと知識とにおいて、ますます豊かになりなさい。栄光が、今も、また永遠の日に至るまでも、主にあるように、アァメン。
◎新改訳
3:17 愛する人たち。そういうわけですから、このことをあらかじめ知っておいて、よく気をつけ、無節操な者たちの迷いに誘い込まれて自分自身の堅実さを失うことにならないようにしなさい。
3:18 私たちの主であり救い主であるイエス・キリストの恵みと知識において成長しなさい。このキリストに、栄光が、今も永遠の日に至るまでもありますように。アーメン。
その足場がぐらぐらしたら、心を込めた作業はできない。
ぐらぐら 少しでも手っ取り早く、早く降りなければと思い、作業に集中できない。
・不道徳な者たちに唆されて、堅固な足場を失わないように注意しなさい。
・非道の者の惑わしに誘い込まれて、あなたがた自身の確信を失うことのない ように心がけなさい。(口語訳)
・無節操な者たちの迷いに誘い込まれて自分自身の堅実さを失うことにならないようにしなさい。(新改訳)
主を信じない者、主に敵対する者
不道徳への誘い 不道徳なことも大したことはないと誘惑
惑わし、誘惑 それらのことは、周りにあふれている。
それに目を向け続けるなら、引き付けられてしまう。
それは、足場をぐらつかせる
足場の土台部分の土を流してしまう。足場がぐらつくことになる。
最悪、足場がくずれてしまう。
そうすると、外壁の補修、塗装どころではない。建物を建て上げるどころではなくなる。
信仰の歩みを前に進める
堅固な足場が必要。確信、堅実さが大切。
主にしっかりつながって、主のそば近く歩む
御言葉をいただきつつ、祈りつつ。
聖霊なる神の助けをいただきつつ。