2023年1月

1月25日() 祈祷会 奨励メモ

  「主イエスの兄弟、姉妹、母とは」 

               マルコによる福音書3章20-35節 

 

★人の力

 人の力、それは限られています。 

たくさんのことができそうで、それほどにはできません。 たくさんのことを計画しても、その一部しかできません。

 確かに、若い時、勢いのある時にはあれこれできますが、その若さも遠のき、勢いを失うとあれこれもできません。

 それでも、与えられた力を用いてできることをするのです。感謝しつつ。

 

★悪の力

 悪の力があります。 それは大きく見えます。魅力的に見えることもあります。 

自分の力ではないが、その悪の力をいただいて歩むことがあるかもしれません。

 間違ったことを行う。悪の力に加わって何かを行う。 悪の力を利用してないかを行う。 それは、間違っています。

 今はネットの時代 たくさんの罠もあります。

 簡単にお金を稼げますよ。仲間に加わりませんか? とんでもないことを引き受け る、 悪に身を染める。 大変な事件を引き起こす。

 悪の力の恐ろしさ

  

★神の力

 神の力は無限。 神ご自身がお持ちのもの

 それは、特に聖霊なる神によって、発揮される。

 主イエスのお働き、活動。 大いなる働き

 その源は、聖霊なる神の働き

  聖霊なる神の力があって、悪霊を追い出された。

   癒しの御業も 

 それに対して、律法学者たちの主張。 

◎20-30節  

3:20 イエスが家に帰られると、群衆がまた集まって来て、一同は食事をする暇もないほどであった。

3:21 身内の人たちはイエスのことを聞いて取り押さえに来た。「あの男は気が変になっている」と言われていたからである。

3:22 エルサレムから下って来た律法学者たちも、「あの男はベルゼブルに取りつかれている」と言い、また、「悪霊の頭の力で悪霊を追い出している」と言っていた。

3:23 そこで、イエスは彼らを呼び寄せて、たとえを用いて語られた。「どうして、サタンがサタンを追い出せよう。

3:24 国が内輪で争えば、その国は成り立たない。

3:25 家が内輪で争えば、その家は成り立たない。

3:26 同じように、サタンが内輪もめして争えば、立ち行かず、滅びてしまう。

3:27 また、まず強い人を縛り上げなければ、だれも、その人の家に押し入って、家財道具を奪い取ることはできない。まず縛ってから、その家を略奪するものだ。

3:28 はっきり言っておく。人の子らが犯す罪やどんな冒涜の言葉も、すべて赦される。

3:29 しかし、聖霊を冒涜する者は永遠に赦されず、永遠に罪の責めを負う。」

3:30 イエスがこう言われたのは、「彼は汚れた霊に取りつかれている」と人々が言っていたからである。

悪霊の頭によって、悪霊を追い出していると指摘

 それに対しての主イエスの主張、語り

 もしそうであれば、内輪で争っていることになる。内輪もめだ。 それでは、その国、その家は成り立たない。

ちょうど、今のロシアのよう。

 限界が来ている。

 悪しき力を用いて、外(ウクライナ)に向かってしかけ戦争

  今、ロシアは、権力闘争が始まろうとしている、始まっている。

  国は、分裂しようとしている。

主イエスの働きは、決して悪霊の力を利用してなされているのではない。

 聖霊の力によってなされているもの。 それは永遠に残るもの。

  大いなる幸いな業 

 聖霊の働きを認めず、悪霊の働きだという者は呪われる。

◎39節

3:29 しかし、聖霊を冒涜する者は永遠に赦されず、永遠に罪の責めを負う。」

聖霊なる神のご支配、助け、導き

  主イエスを信じる者とされた私たちの内にも、聖霊のご支配がある。

  それは大きな感謝

 

★誰が兄弟、姉妹、母か

 肉親である兄弟、姉妹、母は大切。

 でも、時には、肉親であるゆえに、そのことで、争いが起きないわけではない。 財産分け等で

 主イエスの葉は、兄弟

  自分の息子だ、自分たちの兄だと  この地上での肉親のつながり 

 主イエスの母、兄弟たち。

  自分の息子だ、自分たちの兄だ

  その息子を、その兄を捜そうと出かけてきた。

◎31-30節 

3:31 イエスの母と兄弟たちが来て外に立ち、人をやってイエスを呼ばせた。

3:32 大勢の人が、イエスの周りに座っていた。「御覧なさい。母上と兄弟姉妹がたが外であなたを捜しておられます」と知らされると、

3:33 イエスは、「わたしの母、わたしの兄弟とはだれか」と答え、

3:34 周りに座っている人々を見回して言われた。「見なさい。ここにわたしの母、わたしの兄弟がいる。

3:35 神の御心を行う人こそ、わたしの兄弟、姉妹、また母なのだ。」

 

★神の御心を行う

 神の御心 どうすることが神に喜ばれるのだろうか?

 神様は、自分に対して何を望んでおられるのだろうか

 自分が望むことがある、自分の思いで事を図ろうとする。

  そこの祈りがなければ、自分の思いだけが先走ることになる。

 神の御心に思いを馳せる

  祈りを積み、導きをいただく。

  その中で、歩みを進める。

◎35節

3:35 神の御心を行う人こそ、わたしの兄弟、姉妹、また母なのだ。

 主イエスの本当の兄弟、姉妹、母とは、神の御心を行う人のこと

  私たちも、神の御心を求めて、それに従って歩む者でありたい。