2023年3月

 3月16日() 祈祷会(曽根合流祈祷会) 奨励メモ 

   「主イエスの十字架と復活の予告」 マルコによる福音書9章30-37節 

 

★考えるだけでも怖い

 そのことを考えるだけでも怖いということがある。

 大事な試験を受ける 電車、バスに乗ってその会場に行く

  その電車、バスが何かのトラブルで予定通り来ない  その朝に寝坊する 乗り遅れる

 大きな地震が起きる その地震に続いて、大きな津波がやってくる。 家々が、多くの人が飲み込まれる。 考えるだけでも怖い、考えたくない。

 自分が難しい病になる。

  今までの生活が維持できない。 入院生活、・・

  そして一番考えることが怖いこと  それは、死が迫ってくる。

  この時期の山も決して侮れない。 山の気温は、一気に零度以下になる、雪さえ降る。 寒さの中に孤立する、遭難する

  病によって、にっちもさっちもいかなくなる。 人生の終わりが迫ってくる。 そのようなこと、特に死の事柄はいつかは経験することになる。

 

★考えるのは怖いので、それを避ける

 そんなことは来ないのだと言い聞かせる。 それも一つの手

  考えすぎても仕方ない それはいつか来る。でもそのことは考えない、話題にもしない。 そのことには触れない。避ける

 

★弟子たちもそうだった。

◎32節 

9:32 弟子たちはこの言葉が分からなかったが、怖くて尋ねられなかった。

 主イエスの語られる言葉の意味が分からなかった。

 主イエスの語られる内容 引き渡される。殺される。

  怖い言葉、 普段、話題にならないこと 引き渡される 誰かに引き渡される、どこかに連れて行かれる。 殺される 命を奪われる。

  ものすごく怖い内容、 弟子たちは誰もそのことについては尋ねなかった。

  そのことに触れなかった

  

★主イエスの語られたこと

31節 

 9:31 それは弟子たちに、「人の子は、人々の手に引き渡され、殺される。殺されて三日の後に復活する」と言っておられたからである。

   人の子 それは主イエスご自身のこと

  人々の手に引き渡される 権力ある者たち、力ある者たちによって

   強引に連れていかれる。 牢の中に投げ込まれる。

   国家の力は、とてつもなく大きな力  警察の力でねじ伏せる

  かつてのホーリネス教会への宗教弾圧 1942年、1943年に

   強引に押し入り、牧師を捕らえていった。 何か月も、家に帰ることができない。1年、2年、3年という牧師もいた。

  籠池さんご夫妻の収監

   森友学園 小学校建設の補助金詐欺の容疑で

   ご主人の方が懲役5年、奥さんの方が2年6か月

   これも国家による不正のもみ消し

  ロシアの国

   今起きている戦争は、間違っている、戦争は止めるべきだ

   すぐに国家権力による弾圧、逮捕、収監

  引き渡されるということは恐ろしいこと もうどうにもならない、抵抗できない  自分の自由はすべて奪われてしまう。

  殺されるということは、もっと恐ろしいこと  命が奪い取られる

  この自分の命が、大きな力、大きな権力によって奪い取られる

  主イエスの場合は、多数派のユダヤ教の権力者たち、祭司長、長老、パリサイ派の人たちによって すべてが奪い取られる、すべてを失う。

  ご自身の逮捕と死 そのことを予告した。 そのことを覚悟しておられた。

  そのこと自体は、光のない、暗い出来事、大きな悲しみ、絶望。

 主イエスは、そのことと共に、もう一つのことを語られた

  それは復活の出来事 死を打ち破る出来事 光、希望、喜び

 

★弟子たちは理解できない

 理解できない、怖い  怖い内容なので、誰も聞き返さず、それはどのような意味ですかとも尋ねなかった。

 十字架の死のことも、復活のことも

 

★目指すもの、向かうもの

 目指すものに進む。 欲しいものがある。 それを手に入れたい。

 欲しいもの 

 ・自転車が欲しい。 お友達が乗っているようなカッコしい自転車

 ・車が欲しい かっこいい車、 ワゴン車、スポーツカー、・・

   家が欲しい マイホーム

 ・トレーディングカード(トレカ) ポケモンカード、遊戯王、・・

 ・いろいろなコレクション  宝石、切手、・・ メダカ、金魚、・・

 これが欲しい  そのことで頭がいっぱい

   

★弟子たちは何を目指したか、どこに向かったか

 主イエスの弟子たちはあるものを目指した。 それは、一番偉くなること

◎33―34節

9:33 一行はカファルナウムに来た。家に着いてから、イエスは弟子たちに、「途中で何を議論していたのか」とお尋ねになった。

9:34 彼らは黙っていた。途中でだれがいちばん偉いかと議論し合っていたからである。

 自分が偉いものになる、 できれば一番偉いものになりたい。

 弟子たちのイメージ 一番偉いものは、最高だ

  周りからの称賛 自分の決めたとおりになる。 自分が一番良いものを手にすることができる。  権力の座

 ロシアの指導者 しかり、 中国の指導者 しかり、 北朝鮮の指導者 しかり その座に居座り続けようとする。

  国民がどれほど苦しんでいても関係がない。

  自分の権力を維持、自分のやりたいことはすべてその通りに行う。

  公表していない隠し財産、それは膨大なもの 想像を絶するもの

  誰にも文句を言わせないようにいる。

 弟子たちにとって、一番偉いものになることは憧れであった。

  一番上、それはトップ、頂点、 最高位の栄誉  皆が自分に仕えてくれる。 自分は良いものを、最高に良いものを受けることができる。

 誰が一番偉いか 誰がその座に就くにふさわしいか

  自分こそ、その者だと、 自分こそふさわしいものだと 

 弟子たちは、そのことを目指していた。それが最大の関心事であった。

 

★私たちは何を目指すか

  自分の目指すもの  他の人よりも良いものを手に入れたい、

  他の人より良い成績、業績を手に入れたい。

  会社勤め

   営業マン セールスマン どれだけ売り上げがあったか、

    それが、社内でも貼りだされる。 競争心をあおらされる。

    売り上げ、トップ、トップスリーの方は特別に表彰される。

    その業績により、給料も変わる。

   いつの間にか、それによっていつも追い立てられる。 それこそが会社の作戦 

    

★自分には良いものを

  それは、決して悪いことではない。 そのことを願うのは、普通のこと

  ただし、そのことで頭がいっぱいになってしまうことがある。

  他の人を押しのけてでも、蹴落としてでも、となると行きすぎ

  自分のことばかり、いつの間にか、他の人のことを考える余裕もなくなってしまっている。

  自分の願いを達成することで頭がいっぱい。 他の人のことは、二の次、三の次になってしまう。

 

★主イエスの教え

  それは、どのようなものだったのか?

◎35節

9:35 イエスが座り、十二人を呼び寄せて言われた。「いちばん先になりたい者は、すべての人の後になり、すべての人に仕える者になりなさい。」

 一番先になりたい者は、すべての人の後ろになりなさい。

 他の人の後ろになる。 その前の人が先に良いものを手に入れる。

  すべての人の後ろになる すべての人が先に良いものを手に入れる。 その後ということは、残り物しかない。

 おいしい木の実のなっている果樹があるとします。

  そこの10人の人 ジャンケンをして、順番をつける、1番、2番、・・ 10番 一番目の人から順番に2番目の人と、順番に10個ずつ取って良いとする。 大きく実ったもの、よく熟れておいしそうなものを選ぶ、

  10番目の人は、残り物となる。 順番を決めるジャンケン 必死になる

  もし、その順番を決めるのに、あの向こうのゴール地点まで、早く着いた順とするなら、必死で走ることでしょう。

 それは、一番良い順位を手に入れるため、より上位の順番を手に入れるため。

 一番先になりたい。良いポジションを手に入れたいと思う。

  そう思わない人もいる、 自分は残り物でよい、そんなに先にならなくてもよいという人もいる

 一番先になりたいと思う者に語られた主イエスの言葉 

  その人はすべての人の後ろになりなさい、

   これはきつい言葉 決して簡単ではない。

一番先になりたい、すべての人に仕えてもらいたいと願う者に対して

  すべての人に仕える者になりなさいと 簡単なことではない。

 

★一人の子どもを受け入れとは

 一人の子ども 一人の大人ではなく、一人の子ども

  大人だったら、手を抜けないと思う? 子どもだったら手を抜けると思う?

   大人と比べて、子どもという風には考えないかもしれないが、・・

  目の前の存在、見た目で判断し、立派な人と思うと丁寧に、そうでないと思うとそうしないことがあるかもしれない。

  目の前にみすぼらし身なりの人がいたとする。この人はそのような人だと考えてしまうことがあるかもしれない。

  目の前の小さな子どももやがて大人になる。

  小さな子ども 今は何もできないかもしれないが、可能性に満ちている存在。 大切に接したい。

 わたし、すなわち主イエスを受け入れる者 その人は、主イエスをお遣わし下さった天の父なる神を受け入れるものだと、主は言われた。

◎36-37

9:36 そして、一人の子供の手を取って彼らの真ん中に立たせ、抱き上げて言われた。

9:37 わたしの名のためにこのような子供の一人を受け入れる者は、わたしを受け入れるのである。わたしを受け入れる者は、わたしではなくて、わたしをお遣わしになった方を受け入れるのである。

 

★主イエスは、十字架の道を選んでくださった。

 主イエスは、十字架の道を選び進んでくださった。

9:31 それは弟子たちに、「人の子は、人々の手に引き渡され、殺される。殺されて三日の後に復活する」と言っておられたからである。

 その道を進むことは、ご自分の苦しみにつながる。 耐えられないほどの苦しみ

 苦難を経験する。 苦難の中に身を置くことになる。

 その苦難は死に向かわせる。

 主イエスは、十字架の死を身に受けられた。 それは何のため? それは、私たちを生かすため。

〇イザヤ書53:5

53:5 彼が刺し貫かれたのは わたしたちの背きのためであり 彼が打ち砕かれたのは わたしたちの咎のためであった。彼の受けた懲らしめによって わたしたちに平和が与えられ 彼の受けた傷によって、わたしたちはいやされた。

  私たちに平和を与えるとため、私たちに癒しを与えるため

 神との和解、平和

  罪の赦しを与えるため、 神との断絶を取り除くため

  神の子どもとしての資格を与えるため

 主イエスが私たちを神の子どもにするために、その命を捧げてくださったことを心にとめましょう。

 主の十字架の恵みに感謝しましょう。

 その主は、十字架の主であると同時に、復活の主イエスでもあります。

 復活の主は、勝利の主である。

 敗北と思えることの中にも勝利を取ってくださる。

  復活の主を仰ぎつつ、進んで行きましょう。 ハレルヤ!

 

 

 3月16日() 祈祷会(曽根合流祈祷会) 奨励メモ 

   「主イエスの十字架と復活の予告」 マルコによる福音書9章30-37節 

 

★考えるだけでも怖い

 そのことを考えるだけでも怖いということがある。

 大事な試験を受ける 電車、バスに乗ってその会場に行く

  その電車、バスが何かのトラブルで予定通り来ない  その朝に寝坊する 乗り遅れる

 大きな地震が起きる その地震に続いて、大きな津波がやってくる。 家々が、多くの人が飲み込まれる。 考えるだけでも怖い、考えたくない。

 自分が難しい病になる。

  今までの生活が維持できない。 入院生活、・・

  そして一番考えることが怖いこと  それは、死が迫ってくる。

  この時期の山も決して侮れない。 山の気温は、一気に零度以下になる、雪さえ降る。 寒さの中に孤立する、遭難する

  病によって、にっちもさっちもいかなくなる。 人生の終わりが迫ってくる。 そのようなこと、特に死の事柄はいつかは経験することになる。

 

★考えるのは怖いので、それを避ける

 そんなことは来ないのだと言い聞かせる。 それも一つの手

  考えすぎても仕方ない それはいつか来る。でもそのことは考えない、話題にもしない。 そのことには触れない。避ける

 

★弟子たちもそうだった。

◎32節 

9:32 弟子たちはこの言葉が分からなかったが、怖くて尋ねられなかった。

 主イエスの語られる言葉の意味が分からなかった。

 主イエスの語られる内容 引き渡される。殺される。

  怖い言葉、 普段、話題にならないこと 引き渡される 誰かに引き渡される、どこかに連れて行かれる。 殺される 命を奪われる。

  ものすごく怖い内容、 弟子たちは誰もそのことについては尋ねなかった。

  そのことに触れなかった

  

★主イエスの語られたこと

31節 

 9:31 それは弟子たちに、「人の子は、人々の手に引き渡され、殺される。殺されて三日の後に復活する」と言っておられたからである。

   人の子 それは主イエスご自身のこと

  人々の手に引き渡される 権力ある者たち、力ある者たちによって

   強引に連れていかれる。 牢の中に投げ込まれる。

   国家の力は、とてつもなく大きな力  警察の力でねじ伏せる

  かつてのホーリネス教会への宗教弾圧 1942年、1943年に

   強引に押し入り、牧師を捕らえていった。 何か月も、家に帰ることができない。1年、2年、3年という牧師もいた。

  籠池さんご夫妻の収監

   森友学園 小学校建設の補助金詐欺の容疑で

   ご主人の方が懲役5年、奥さんの方が2年6か月

   これも国家による不正のもみ消し

  ロシアの国

   今起きている戦争は、間違っている、戦争は止めるべきだ

   すぐに国家権力による弾圧、逮捕、収監

  引き渡されるということは恐ろしいこと もうどうにもならない、抵抗できない  自分の自由はすべて奪われてしまう。

  殺されるということは、もっと恐ろしいこと  命が奪い取られる

  この自分の命が、大きな力、大きな権力によって奪い取られる

  主イエスの場合は、多数派のユダヤ教の権力者たち、祭司長、長老、パリサイ派の人たちによって すべてが奪い取られる、すべてを失う。

  ご自身の逮捕と死 そのことを予告した。 そのことを覚悟しておられた。

  そのこと自体は、光のない、暗い出来事、大きな悲しみ、絶望。

 主イエスは、そのことと共に、もう一つのことを語られた

  それは復活の出来事 死を打ち破る出来事 光、希望、喜び

 

★弟子たちは理解できない

 理解できない、怖い  怖い内容なので、誰も聞き返さず、それはどのような意味ですかとも尋ねなかった。

 十字架の死のことも、復活のことも

 

★目指すもの、向かうもの

 目指すものに進む。 欲しいものがある。 それを手に入れたい。

 欲しいもの 

 ・自転車が欲しい。 お友達が乗っているようなカッコしい自転車

 ・車が欲しい かっこいい車、 ワゴン車、スポーツカー、・・

   家が欲しい マイホーム

 ・トレーディングカード(トレカ) ポケモンカード、遊戯王、・・

 ・いろいろなコレクション  宝石、切手、・・ メダカ、金魚、・・

 これが欲しい  そのことで頭がいっぱい

   

★弟子たちは何を目指したか、どこに向かったか

 主イエスの弟子たちはあるものを目指した。 それは、一番偉くなること

◎33―34節

9:33 一行はカファルナウムに来た。家に着いてから、イエスは弟子たちに、「途中で何を議論していたのか」とお尋ねになった。

9:34 彼らは黙っていた。途中でだれがいちばん偉いかと議論し合っていたからである。

 自分が偉いものになる、 できれば一番偉いものになりたい。

 弟子たちのイメージ 一番偉いものは、最高だ

  周りからの称賛 自分の決めたとおりになる。 自分が一番良いものを手にすることができる。  権力の座

 ロシアの指導者 しかり、 中国の指導者 しかり、 北朝鮮の指導者 しかり その座に居座り続けようとする。

  国民がどれほど苦しんでいても関係がない。

  自分の権力を維持、自分のやりたいことはすべてその通りに行う。

  公表していない隠し財産、それは膨大なもの 想像を絶するもの

  誰にも文句を言わせないようにいる。

 弟子たちにとって、一番偉いものになることは憧れであった。

  一番上、それはトップ、頂点、 最高位の栄誉  皆が自分に仕えてくれる。 自分は良いものを、最高に良いものを受けることができる。

 誰が一番偉いか 誰がその座に就くにふさわしいか

  自分こそ、その者だと、 自分こそふさわしいものだと 

 弟子たちは、そのことを目指していた。それが最大の関心事であった。

 

★私たちは何を目指すか

  自分の目指すもの  他の人よりも良いものを手に入れたい、

  他の人より良い成績、業績を手に入れたい。

  会社勤め

   営業マン セールスマン どれだけ売り上げがあったか、

    それが、社内でも貼りだされる。 競争心をあおらされる。

    売り上げ、トップ、トップスリーの方は特別に表彰される。

    その業績により、給料も変わる。

   いつの間にか、それによっていつも追い立てられる。 それこそが会社の作戦 

    

★自分には良いものを

  それは、決して悪いことではない。 そのことを願うのは、普通のこと

  ただし、そのことで頭がいっぱいになってしまうことがある。

  他の人を押しのけてでも、蹴落としてでも、となると行きすぎ

  自分のことばかり、いつの間にか、他の人のことを考える余裕もなくなってしまっている。

  自分の願いを達成することで頭がいっぱい。 他の人のことは、二の次、三の次になってしまう。

 

★主イエスの教え

  それは、どのようなものだったのか?

◎35節

9:35 イエスが座り、十二人を呼び寄せて言われた。「いちばん先になりたい者は、すべての人の後になり、すべての人に仕える者になりなさい。」

 一番先になりたい者は、すべての人の後ろになりなさい。

 他の人の後ろになる。 その前の人が先に良いものを手に入れる。

  すべての人の後ろになる すべての人が先に良いものを手に入れる。 その後ということは、残り物しかない。

 おいしい木の実のなっている果樹があるとします。

  そこの10人の人 ジャンケンをして、順番をつける、1番、2番、・・ 10番 一番目の人から順番に2番目の人と、順番に10個ずつ取って良いとする。 大きく実ったもの、よく熟れておいしそうなものを選ぶ、

  10番目の人は、残り物となる。 順番を決めるジャンケン 必死になる

  もし、その順番を決めるのに、あの向こうのゴール地点まで、早く着いた順とするなら、必死で走ることでしょう。

 それは、一番良い順位を手に入れるため、より上位の順番を手に入れるため。

 一番先になりたい。良いポジションを手に入れたいと思う。

  そう思わない人もいる、 自分は残り物でよい、そんなに先にならなくてもよいという人もいる

 一番先になりたいと思う者に語られた主イエスの言葉 

  その人はすべての人の後ろになりなさい、

   これはきつい言葉 決して簡単ではない。

一番先になりたい、すべての人に仕えてもらいたいと願う者に対して

  すべての人に仕える者になりなさいと 簡単なことではない。

 

★一人の子どもを受け入れとは

 一人の子ども 一人の大人ではなく、一人の子ども

  大人だったら、手を抜けないと思う? 子どもだったら手を抜けると思う?

   大人と比べて、子どもという風には考えないかもしれないが、・・

  目の前の存在、見た目で判断し、立派な人と思うと丁寧に、そうでないと思うとそうしないことがあるかもしれない。

  目の前にみすぼらし身なりの人がいたとする。この人はそのような人だと考えてしまうことがあるかもしれない。

  目の前の小さな子どももやがて大人になる。

  小さな子ども 今は何もできないかもしれないが、可能性に満ちている存在。 大切に接したい。

 わたし、すなわち主イエスを受け入れる者 その人は、主イエスをお遣わし下さった天の父なる神を受け入れるものだと、主は言われた。

◎36-37

9:36 そして、一人の子供の手を取って彼らの真ん中に立たせ、抱き上げて言われた。

9:37 わたしの名のためにこのような子供の一人を受け入れる者は、わたしを受け入れるのである。わたしを受け入れる者は、わたしではなくて、わたしをお遣わしになった方を受け入れるのである。

 

★主イエスは、十字架の道を選んでくださった。

 主イエスは、十字架の道を選び進んでくださった。

9:31 それは弟子たちに、「人の子は、人々の手に引き渡され、殺される。殺されて三日の後に復活する」と言っておられたからである。

 その道を進むことは、ご自分の苦しみにつながる。 耐えられないほどの苦しみ

 苦難を経験する。 苦難の中に身を置くことになる。

 その苦難は死に向かわせる。

 主イエスは、十字架の死を身に受けられた。 それは何のため? それは、私たちを生かすため。

〇イザヤ書53:5

53:5 彼が刺し貫かれたのは わたしたちの背きのためであり 彼が打ち砕かれたのは わたしたちの咎のためであった。彼の受けた懲らしめによって わたしたちに平和が与えられ 彼の受けた傷によって、わたしたちはいやされた。

  私たちに平和を与えるとため、私たちに癒しを与えるため

 神との和解、平和

  罪の赦しを与えるため、 神との断絶を取り除くため

  神の子どもとしての資格を与えるため

 主イエスが私たちを神の子どもにするために、その命を捧げてくださったことを心にとめましょう。

 主の十字架の恵みに感謝しましょう。

 その主は、十字架の主であると同時に、復活の主イエスでもあります。

 復活の主は、勝利の主である。

 敗北と思えることの中にも勝利を取ってくださる。

  復活の主を仰ぎつつ、進んで行きましょう。 ハレルヤ!

 

 

3月22日() 祈祷会 奨励メモ 

   「エルサレム入城」    マルコによる福音書11章1-11節 

  

★危ないところには近づかない。

 普通は、危ないところには近づかない。 危ないところ 身の危険を覚えるところ

 山菜取り 山の奥深くに入っていく。 九州では、そんなことはないが、本州であれば、特に関東以北では、時に熊に遭遇することがある。 クマに襲われて、大けが、時には命を落とすことさえある。

  まさか、熊に遭遇するとは思ってもみなかった。

  遭遇するかもしれないが、より立派な山菜をたくさん採りたいと。

 身に危険が及ぶようなところには、近づかない。 

 

★主イエスはなぜエルサレムの町に入って行ったのか?

 エルサレムの町は、イスラエルの中心の町 多くの人が集まる場所

 そこで、ご自身を証しする。 ご自分は神から遣わされた者であることを

神のメッセージを伝える。 その目的があったことでしょう。

 

★一方、危険も多かった

 ユダヤ教徒がほとんど。 身に危険が及ぶことは十分考えられた。 

 ご自分が捕らえられる。 命に危険が及ぶことは十分考えられた。

 それでも、進んで行かれた。

 

★今日の箇所はエルサレム入城の箇所

 エルサレムの町に入って行く.城壁で囲まれたエルサレム

 入口はいくつかの門の一つを通って入るしかない。

 門を通って入って行く。

◎1-11節

11:1 一行がエルサレムに近づいて、オリーブ山のふもとにあるベトファゲとベタニアにさしかかったとき、イエスは二人の弟子を使いに出そうとして、

11:2 言われた。「向こうの村へ行きなさい。村に入るとすぐ、まだだれも乗ったことのない子ろばのつないであるのが見つかる。それをほどいて、連れて来なさい。

11:3 もし、だれかが、『なぜ、そんなことをするのか』と言ったら、『主がお入り用なのです。すぐここにお返しになります』と言いなさい。

11:4 二人は、出かけて行くと、表通りの戸口に子ろばのつないであるのを見つけたので、それをほどいた。

11:5 すると、そこに居合わせたある人々が、「その子ろばをほどいてどうするのか」と言った。

11:6 二人が、イエスの言われたとおり話すと、許してくれた。

11:7 二人が子ろばを連れてイエスのところに戻って来て、その上に自分の服をかけると、イエスはそれにお乗りになった。

11:8 多くの人が自分の服を道に敷き、また、ほかの人々は野原から葉の付いた枝を切って来て道に敷いた。

11:9 そして、前を行く者も後に従う者も叫んだ。「ホサナ。主の名によって来られる方に、祝福があるように。

11:10 我らの父ダビデの来るべき国に、祝福があるように。いと高きところにホサナ。」

11:11 こうして、イエスはエルサレムに着いて、神殿の境内に入り、辺りの様子を見て回った後、もはや夕方になったので、十二人を連れてベタニアへ出て行かれた。

 

★子ろばを連れて来るように。

 子ろばを借りてくるように。 既に、借りることはお願いしている。

 向こうの村に住んでいてろばを飼っている人のところに行き、借りに行きなさい。 ろばをつないでいるひもを外そうとした時、どうしてそんなことをするのですかと 言われた時には、こう答えなさい。

 「主がお入り用なのです。」と そうすれば貸してくれるはずだと

 ろばを飼っていた人は、主イエスと親しかったのでしょう。

 前もってお願いされていたのでしょう。

 

★ろばの仕事

 その子ろばは、大事な仕事をすることになった。

 主イエスがその子ろばを選ばれた。

 子ろばは、まだ仕事をほとんどしたことがなかったことでしょう。

  親ろばではない、子ろば

 ろばは黙々と荷物を運ぶ、時に人を乗せる。

  ヒーローにはなれない。 脇役

 そのろばが、エルサレム入城の時に用いられた。

 ろばは、命じられた仕事をするのみ。 人が乗れば、乗せて歩くのみ。

  荷物を載せられ進めと命じられればその通りにするのみ。

 

★私たちはどうだろうか?

 私たちは、自分の道を進みたい。 自分の願い、思いを通したい。

 これはやるけども、これはしない。 それは、自分の思いです。

 これはやっても良いけども、これはやりたくない。

 私の思いがある、私の気持ちがある、私の計画がある、私のやりたいことがある、 私のやりたくないことがある。

 あなたが必要です。あなたに手伝ってもらいたい。

 苦い経験

  小学4年か、5年の時だったか、父から、家から歩いて5分ほどの店に行って、煙草を買いに行って来てほしいと頼まれた。 いいよと答えれば良かった。

  「どうして、僕が行かなければいけないの」と断った。

  父は、それ以上は言わなかったし、それ以降、一度も、頼まなかった。

  多くの願いを聞いてくれた父に対して、その時に断った。

 そのことを父は、その後、一度も話題にもしなかった。  苦い思い出。

 

★主がお入り用なのです。

 主がお入り用なのです。

 その時々に、この働きを、この奉仕をと巡って来ることがある。

 また、要請されることがある。 どう応じたらよいのでしょう。  

  自分の状況がある。  自分は、今手一杯の仕事を抱えている。 体調が十分ではない。体調が悪い。・・

 それに応じたら、その奉仕、働きに時間を取られる。

 この年度末で、3つの役を降りた。

  九州伝道会世話人会 代表2期4年 

  九州ホ群教師会 代表2期4年

  北九州地区 代表

  何とか任を終えて、次の方にバトンタッチができ、感謝。

 何かの役に付くことは、大変。 その任につけば、時間も割かなければならない。  エネルギーを吸い取られる。

 主がお入り用なのです。

  直接、主から夢の中で声を掛けられるのではない。

  選挙であったり、人から声をかけられたり、頼まれたり そのことをどう受け止めるか。

 主がお入り用なのです。

 子ろばの飼い主は、主イエスから前もって頼まれていて、その言葉を受け入れた。

 

★主イエスはなぜろばを選ばれたのか?

 ろばに乗るより、馬に乗った方がかっこいい。

 颯爽と馬に乗って、エルサレムの町に入る。 目立つし、かっこよい。

 しかし、主イエスは馬ではなく、ろばを選ばれた。

 

★馬とろばの違い

 馬は、走るのが早い。

 馬は戦争の時に用いられた。軍馬として 軍人は馬を用いる。王も馬に乗る。

 ヒーローは、凱旋の時に馬に乗る。 ろばには乗らない。

 ろばは、走るのが馬のようには早くはない。

 ろばに乗って戦争に行く人はいない。 ろばに乗って凱旋することはまずない、 王もろばに乗らない、

 

★馬を用いようとする者

 馬を持ちようとする者は多い。

 馬に乗って戦いに出る。 ヒーローになろうとする者は馬を用いる。

 馬に乗って戦いに出ていく。 勝利してヒーローになろうとする。

 馬に乗って、相手を打ち負かそうとする。 相手を倒す。相手を亡き者にしようとする。 自分の思いを通そうとする。

 そのような者は多い。 権力者、力を持つ者

 自分の思い通りにしようとする。 相手がどうなろうと構わない。

 

★ろばを用いる者

 ろばを用いて、荷物を運ぶ、 自分のなすべき働きを成し遂げようとする。

 荷物を相手のもとに届ける。 相手の必要を満たそうとする。

 けがをした人を乗せて運ぶ。 宿屋に連れていく、医者のもとに連れていく。

 平和のために働く。

 

★主イエスはろばを用いられた。

 主イエスは、馬ではなく、ろばを用いられた。

 平和の君として 平和を作り出すために、エルサレムの町に入られた。

 危険に満ちたエルサレムの町に入って行かれた。

  そこで捕らえられる危険性は大いにあった。

  命させも失う危険性は大いにあった。

 実際には、捕らえられ、命を失うことになった。

 

★主イエスは、その命を

 主イエスは、私たちに命を与えるために、その命を捧げてくださった。

 なんという感謝。

 親の愛を思い起し、感謝する。

 親が生きている時には、親孝行らしいことは何もできなかった。

  ただ、親の愛に感謝するのみ。 「ごめんね、ありがとう」と

 

★人々の叫び

 人々は叫んだ。 ホサナと

◎9-10節

11:9 そして、前を行く者も後に従う者も叫んだ。「ホサナ。主の名によって来られる方に、祝福があるように。

11:10 我らの父ダビデの来るべき国に、祝福があるように。いと高きところにホサナ。」

 ホサナ 神をたたえますという意味

  さらには、「どうぞ、今救ってください」と意味がある。

  うかれ叫ぶ群衆 歓喜の声

 ホサナの中に本来込められた意味 今救ってくださいという意味を心にとめましょう。

 

★エルサレム入城の主イエス

 子ろばに乗ってエルサレムの町に入ってくださった主に感謝。

 主イエスをあがめます。  ハレルヤ!

 

3月29日() 祈祷会 奨励メモ 

   「希望に生きる」    マルコによる福音書13章1-13節 

 

★どんなに立派と思えるものもいつか過ぎ去る。

 立派と思えるものも 立派に思えるもの

  ずっと残る、ずっと続くと思う。 しかし実際にはそうではない。

  そうでなくなる時がある、消えてしまう時が来る。

 

★立派と思えるもの

 立派な建物、荘厳な建物、大きな建物 

  次々と大きく背の高い建物、マンションが建っている。

 大企業

  自動車関係

   ルノー、 トヨタ、 ・・

  証券会社

  IT企業 

   グーグル、 ヤフー、 ツィター、 メタ(フェイスブック)、 ・・

 大きな権力、絶対的な権力

  ロシア、 中国、 アメリカ、・・

 それらのものも、いつかは朽ちる時が来る、倒れゆく。 

 

★エルサレム神殿

 ヘロデによって増修築された。立派な建物となった。

 いつまでも残るのではないか

 弟子たちの質問

◎1-2節

13:1 イエスが神殿の境内を出て行かれるとき、弟子の一人が言った。「先生、御覧ください。なんとすばらしい石、なんとすばらしい建物でしょう。」

13:2 イエスは言われた。「これらの大きな建物を見ているのか。一つの石もここで崩されずに他の石の上に残ることはない。」

 主イエスの答え

  壊れてしまう。 朽ち果てる時が来る。

  実際には、紀元70年にローマ軍によって、破壊されてしまった。

 

★弟子たちの驚き

弟子たちは驚いた。

◎3-4節

13:3 イエスがオリーブ山で神殿の方を向いて座っておられると、ペトロ、ヤコブ、ヨハネ、アンデレが、ひそかに尋ねた。

13:4 「おっしゃってください。そのことはいつ起こるのですか。また、そのことがすべて実現するときには、どんな徴があるのですか。」

 

★どんな徴があるのですか?

 その兆候は何ですか?

 そんなことが起きる前にはどのようなことが起きるのですかと

◎6-9節

 偽キリスト

 ◎6節

13:6 わたしの名を名乗る者が大勢現れ、『わたしがそれだ』と言って、多くの人を惑わすだろう。

  自分こそが再臨のキリストだと 自分こそが神だ、神から特別に遣わされた者だと

    旧統一教会 現世界平和統一家庭連合 

世界中で、偽キリスト

 

②戦争 騒ぎとその噂

 民と民、国と国の敵対

  7-8

13:7 戦争の騒ぎや戦争のうわさを聞いても、慌ててはいけない。そういうことは起こるに決まっているが、まだ世の終わりではない。

13:8 民は民に、国は国に敵対して立ち上がり、方々に地震があり、飢饉が起こる。これらは産みの苦しみの始まりである。

 ロシアによるウクライナイへの軍事侵攻

  中国とアメリカ

 

③地震

◎8節

13:8 民は民に、国は国に敵対して立ち上がり、方々に地震があり、飢饉が起こる。これらは産みの苦しみの始まりである。

  トルコでの大地震

  日本において 中南米で

  

④飢饉

 世界に飢餓が 食糧不足 人口増加、気候変動、 

飢餓で死ぬ子どもたち

◎8節

 13:8 民は民に、国は国に敵対して立ち上がり、方々に地震があり、飢饉が起こる。これらは産みの苦しみの始まりである。

 

⑤迫害

 主を信じる者に対する迫害

◎9節

13:9 あなたがたは自分のことに気をつけていなさい。あなたがたは地方法院に引き渡され、会堂で打ちたたかれる。また、わたしのために総督や王の前に立たされて、証しをすることになる。

◎11-13節

13:11 引き渡され、連れて行かれるとき、何を言おうかと取り越し苦労をしてはならない。そのときには、教えられることを話せばよい。実は、話すのはあなたがたではなく、聖霊なのだ。

13:12 兄弟は兄弟を、父は子を死に追いやり、子は親に反抗して殺すだろう。

13:13 また、わたしの名のために、あなたがたはすべての人に憎まれる。しかし、最後まで耐え忍ぶ者は救われる。」

 

⑥福音の宣教

 すべての民に

10節

13:10 しかし、まず、福音があらゆる民に宣べ伝えられねばならない。

  福音は世界中に

 宣教師として  全世界へ

 

★不安、恐れ

 不安と恐れに包まれる。 不安と恐れの中に投げ込まれる。

 主の助けがある。

  その期間を縮めてくださる。

〇20節

13:20 主がその期間を縮めてくださらなければ、だれ一人救われない。しかし、主は御自分のものとして選んだ人たちのために、その期間を縮めてくださったのである。

 

★勝利の主がおいでくださる。

 キリストは再び来られる。 再臨の主として

24-27節

13:24 「それらの日には、このような苦難の後、太陽は暗くなり、月は光を放たず、

13:25 星は空から落ち、天体は揺り動かされる。

13:26 そのとき、人の子が大いなる力と栄光を帯びて雲に乗って来るのを、人々は見る。

13:27 そのとき、人の子は天使たちを遣わし、地の果てから天の果てまで、彼によって選ばれた人たちを四方から呼び集める。

 すべてのすべてを支配される。

 再臨の主によるご支配

 

★希望に生きる

 どんなことがあっても、どんなことが起きても

 主の守りと助けがある。

 最後にすべてを支配し、裁かれるお方が来られる。

 その御手の中に置かれる。 希望に生きることができる。